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【浦添】日本での研修を終え、ラオスに帰国するJICA研修員を激励しようと、県内の青年海外協力隊OBらが8日、浦添市大平のアジア料理専門店ジャナカプール(赤嶺信夫店長)で壮行会を開いた。
研修員と協力隊OBらはアジア料理に舌鼓を打ち、沖縄での思い出を語り合った。
協力隊OBらは、技術習得や学習で多忙なJICA研修員に、県民との触れ合いや沖縄文化に触れてもらうことを目的に、食事会や壮行会などを企画している。
1974年から2年間、ラオスで活動した当山安盛さん(61)=南風原町=は「研修員が地元の人と触れ合う機会は多くない」という。
2004年から06年まで、バングラデシュでハンドボールを教えていた我如古盛修さん(31)=那覇市=は「どんな最先端なものに触れようとも、現地の人との触れ合いがなければ、その国を好きになってもらえない」と説明した。
研修員のスバナボン・サイソムワンさん(28)は「沖縄で新しい経験ができた。沖縄の人はとてもフレンドリーだった」と振り返った。
チャンタヌボン・ラムグンさん(26)は「沖縄の海はとてもきれいだった。出会ったのはラブリーな人たちばっかり」と話した。