奈良県橿原市で3月、中学1年女子(13)が自殺した問題で、市教育委員会が設けた調査委員会のメンバーに市の元顧問弁護士が含まれていることが11日、市教委への取材で分かった。遺族が求めてきた公正・中立性が担保されない恐れがある。
市教委によると、6月まで市の顧問弁護士を務めていた。
学校関係者によると、女子生徒は自殺前、親しかった同級生らから無視されたことに「しんどい。もう死にたい」と訴えていた。校長は遺族に「いじめはあったが、自殺との因果関係は分からない」と伝えた。
遺族はこれまで、森下豊市長に5回、市教委に7回にわたり要望書を提出している。
(共同通信)
調査委に元市顧問弁護士 奈良の中1女子自殺
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琉球新報社
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