「クラスに団結を」 西原・中城・北中城中学生フォーラム


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中学生フォーラムで意見交換する生徒ら=8日、西原町中央公民館

 【西原】学生生活を充実させることを目的に、3町村の中学生がアイデアを述べ合う「西原町・中城村・北中城村中学生フォーラム」(3町村教育委員会主催)が8日、西原町中央公民館で開かれた。

「生徒会活動を活性化するには」を議題に北中城、中城、西原、西原東の4中学校の生徒ら約100人が、それぞれの取り組みを発表し、活発な意見を交わした。
 各学校は生徒会活性化への取り組みを、スライドで紹介。中城は「校内生活の改善」などを課題として挙げ、朝のあいさつや、全生徒が校歌を歌えるようにする取り組みなどに、力を入れていることを説明した。
 北中城は給食委員会で、全員が完食した日数が、学年で最多のクラスに贈る「がちまいで賞」の設立などを例に挙げ、「専門委員会の活動が活発化すれば、学校も活性化する」とした。
 西原はクラスの団結力を高めることなどを目的に、校内球技大会用の「学級旗コンクール」を行ったことを紹介したほか、生徒会がクラスの模範となり、盛り上げていくことの重要性を訴えた。
 西原東は行事の盛り上げを課題に、学年の垣根を取り払ってチーム編成する球技大会を行ったことや、多くの生徒が輝けるよう、ミス・ミスターコンテストで「お笑い」や「美声」など部門を増やしたと説明した。