告別式広告費を補償 大同火災 新傷害特約保険


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 大同火災海上保険(上間優社長)は8月15日から、地元紙掲載の告別式広告費の補償を特約で付けられる傷害保険の新商品「DAY―Go!けがの保険」を発売する。開始は10月から。沖縄独自の慣習を活用した全国でも初の特約。既存の傷害保険契約者約5千件の切り替えに加え、新規で千件の契約を目標に掲げる。

担当者は「地元の新聞に告別式の広告が掲載される沖縄の独特の習慣に注目した。傷害保険の普及を目指したい」と話している。
 告別式広告費補償特約は、本人か同居する親族、別居の未婚の子を対象に、傷害か疾病で死亡した場合に新聞の告別式広告費を支払う。掛け金ごとに支払い広告費の上限を定め10万円、15万円、20万円の3種類を用意した。
 新商品は同社初の熱中症補償特約も自動的に付帯する。従来の個人向け傷害保険を新商品に一本化する。自転車事故の賠償責任対応の特約もある。
 ほかの保険でカバーしている補償の重複を解消するプランも設定した。事務の簡素化で自動継続割引も導入した。さらに医療相談や相続相談などができる「しまんちゅ相談サービス」も新たに取り入れる。
 今後、自動車保険など保険全般で「DAY―Go!」ブランドとして統一して販売を強化する。