沖縄特産品限定ふるさと小包 日本郵便が全国展開


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 日本郵便(東京)は8月から、沖縄の特産品だけを扱う地域限定ふるさと小包を全国展開する。特定地域に限定したふるさと小包を全国展開するのは初めて。食品を中心にガラス製品のほか、泡盛など酒類をカタログで紹介する。

 全国展開に先立ち同社は、19~21日に東京で沖縄物産展を開催、8月末までに順次北海道から九州まで全国14カ所で物産展を展開し、ふるさと小包の顧客拡大を狙う。
 日本郵便は今年4月に県と、県産品販路拡大や観光振興に向けた連携協定を結んでおり、今回の取り組みは協定に基づく第1弾。
 従来のふるさと小包の全国版は、沖縄の物産は約17商品を掲載し、そのほとんどがパイナップルとマンゴーとなっていた。関係者によると、今回の沖縄物産カタログは約30商品。黒糖のお菓子やドリンク類、豚肉のみそ漬け、かまぼこなどをそろえた。
 東京の物産展は東京駅前の複合商業施設「キッテ」で開催する。
 県内の食品加工業などが出展する。泡盛試飲コーナーも設け、離島の酒造所も含めた県内の各種泡盛を取りそろえる。県などによる観光PRのブースも設ける。