【沖縄】風船やタオル、コップなど日用品を使った実験で科学の楽しさを学ぶ研修会が9日、沖縄市福祉文化プラザであった。地域で活動する児童館職員約40人が参加し、目の前で繰り広げられる実験を通じて科学の魅力を体感していた。
沖縄こどもの国と日本科学技術振興財団が共同で取り組む「沖縄サイエンスキャラバン構築事業」の一環で実施された。地域の公民館や児童館を使い、実験教室や天体観測、講演会を通じて科学の楽しさを伝える。2012年度から始まった。
研修会では同財団・科学技術館の福島郁子さんらが講師を務め静電気の実験を披露した。風船とビニールひもを使った実験では、静電気を帯びた風船の先でクラゲのように宙を舞うひもに感嘆の声が上がった。
サイエンスキャラバンは夏休み期間中、那覇市や豊見城市、宜野湾市、うるま市の小学校、児童館で実施される。8月8日には本部町地域福祉センターで「ふしぎ発見!! やんばるフェスタ2013」が予定されている。