一流の演奏 体感を 来夏、宮古で音楽祭


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「みやこじま青少年国際音楽祭」の開催を発表する天野誠氏(右)、下地敏彦市長(同2人目)ら=9日、宮古島市役所

 【宮古島】下地敏彦宮古島市長や日本弦楽指導者協会の天野誠県支部長らは9日に宮古島市役所で記者会見し、2014年の夏に青少年のための国際音楽祭「みやこじま青少年国際音楽祭」を開くことを発表した。

マティダ市民劇場が主会場。毎年の開催を目指し、国内外の一流音楽家を招いた演奏会や講習会、シンポジウムなども行う。
 20世紀を代表するバイオリニストといわれるイヴリー・ギトリス氏や、日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・コンサートマスターの木野雅之氏ら国内外の一流音楽家を招く。子どもたちにプロの演奏を聴かせ、指導する機会を設ける。ドイツのマンハイム音楽学校青少年交響楽団や国内音楽大の教授、学生らも多数参加予定で、子どもたちとの交流も計画している。
 下地市長は「子どもたちにもっと音楽への親しみを持ってもらう契機にしたい」、実行委の天野委員長は「この島の子どもたちに世界の一流に触れる機会を与えたい」と意気込んだ。問い合わせは同実行委員会(電話)0980(73)1340。