飯島バレエスクール(飯島礼子代表)の第43回発表会が15日、浦添市てだこホールで開かれ、県出身歌手のCoccoさんがゲスト出演した。
12~17歳まで同教室で学んだCoccoさんに、恩師の飯島さんが出演を依頼し、19年ぶりにバレエを踊った。
Coccoさんは創作バレエ「再びの出会いパート2」などに出演。この演目は今回の再会を題材に飯島さんが作った。Coccoさんが同教室在籍時、最後に踊った古典バレエ「ジゼル」のパ・ド・ドゥ(男女ペアの踊り)を取り入れ、Coccoさんが歌う「チョッチョイ子守唄」などを組み合わせた。師弟で軽やかなステップを披露し、来場者の拍手に包まれた。
古典「くるみ割り人形」や「コッペリア」は、大勢で踊る群舞の一員として、Coccoさんも舞台に花を添えた。
踊り終えたCoccoさんは「懐かしく、楽しかった。これを機に東京に戻ったらバレエを再開したい」と目を潤ませて話した。