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在沖米海兵隊は3日、米軍垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの追加配備の状況を公開するため、米軍普天間飛行場に集めた報道陣に対し同日、岩国飛行場(山口県)から配備予定のオスプレイ4機の飛来が午後から夕方になるとの見通しを示した。報道陣の集合時間が午前10時半から午後3時に変更された。
在沖米海兵隊報道部は「機体の問題はないが、来るまでにクリアしなければいけないステップが多く、まだクリアできていない」と予定より飛来が遅れている理由を説明した。詳細には触れなかった。
米軍普天間飛行場の野嵩ゲート前には、同日早朝から追加配備に反対する市民ら数百人が駆け付け、座り込みなど抗議行動を続けている。宜野湾署は午前8時40分ごろ、抗議行動をしている50代とみられる男性1人を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。
宜野湾署によると、男性はもみ合いの最中、警察官の制服のボタンを引きちぎったとしている。午前10時40分現在、オスプレイが岩国飛行場を出発したという情報はない。
【琉球新報電子版】