きょうウンケー 牧志公設市場はお迎え準備で大忙し


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ウンケーを前に旧盆用の食材を買い求める市民ら=18日正午すぎ、那覇市第一牧志公設市場

 旧盆初日のウンケーを翌日に控えた18日、那覇市第一牧志公設市場は、仏壇に供える果物や食材を買い求める客でにぎわっていた。

 市場内の各店舗では店員らが忙しく動き回り、次々と訪れる買い物客らの対応に追われていた。
 果物店では並べた果物が飛ぶように売れ、棚の後方に空き箱が次々と積み上げられた。精肉店の店員は客の注文に合わせて手早く肉を切り分けると「ほかに注文は?」と威勢よく呼び掛けていた。
 17日から2日連続で市場に通い、豚肉やかまぼこ、ゴボウ、贈答用の果物などを買い込んだ那覇市壺川の兼城吉(よし)さん(74)は「贈答品と旧盆用の食材がそろった。後は娘と一緒に料理の仕込みをして、ご先祖さまを迎えたい」と笑顔で話した。