米政府が先ごろ発表した新生児の男女比に関する統計によると、台湾では女児100人に対し男児は110人が出生しており、その格差が世界221カ国中4位と、深刻な状況であることが分かった。男女数の格差の影響は、すでに教育現場にも現れており、小中学校ではどのクラスでも男子生徒が女子生徒より3人から5人多いという状況が続いている。
台湾では1987年から常に男児の出生率が基準を上回っており、専門家は「男性が圧倒的に多い状況が続くことは、女性に対する社会的抑圧を恒常化させる可能性がある」と危惧(きぐ)している。
【中国時報】男女出生に格差深刻、世界で4位 教育現場にも影響
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琉球新報社
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