オキコが紅イモで新スイーツ 西原町特産に


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オキコが販売する新商品の紅いもころころ

 オキコ(西原町、仲田龍男社長)は15日、県産紅イモを使った新商品「紅いもころころ」を発売する。西原町など県産の紅イモから作った濃厚なペースト「紅いもリッチ」を使って、グループ会社のオキコストア(銘苅敏明社長)がひと口サイズの焼き菓子フィナンシェに仕上げた。単月の売り上げ300万円を目指す。

 西原町商工会も町の特産品としてアピールしていく。25日からの産業まつりでも販売する。価格は10個入り630円(税込み)、18個入り1050円(同)。国際通りやホテル売店などで取り扱う。
 原料の紅イモペーストは、農業生産法人マルシェ沖縄(西原町、比屋根真由美代表)が製造。西原町や中城村の自社農場約3万3千平方メートルに加え、連携農家の畑で紅イモを生産している。
 開発に携わったオキコストアの比屋根和弘営業部長は「最近は観光客が土産に満足していないという調査もある。タルトの次はフィナンシェでお土産の満足度を上げていきたい」と開発意図を説明した。
 西原町商工会の野国哲司経営指導員は「西原町はなかなか特産品がなかった。町長にもトップセールスしてもらい特産品としてPRしていきたい」と話した。
 問い合わせはオキコ(電話)098(945)5521。