県文化観光スポーツ部は18日までに、県内の修学旅行における民泊利用実績をまとめた。2012年は学校数が691校、生徒数が10万9893人。
13年は学校数が36校増の727校、生徒数が11・4%増の12万2443人を見込む。
同部が5月に伊江島観光協会やNPO東村観光推進協議会など約20団体に初めて調査した。
県はこれまで民泊事業の実態を調査したことがなかったが、今後必要に応じて持続的に実施する方針。
東村観光推進協議会は、13年の村内受け入れについて学校数約60校、生徒数約1万人を見込む。
同協議会は「環境教育の体験メニューを強化し、農地からの赤土流出などの問題を教えていきたい」とした。
宮古島観光協会は、13年は学校数が前年度比6校増の25校だが、生徒数が8・5%減の4290人。
同会は「15年に伊良部大橋がつながれば、伊良部島での受け入れも増えるだろう」と期待した。