海ブドウの養殖実験を進めている澎湖科学技術大学は先ごろ、海ブドウの大量生産に成功した。海ブドウは沖縄の特産品として台湾でも知られており、同大では新しい澎湖島の特産品として定着させたいとしている。
海ブドウの養殖実験は、同大が本年度の年間研究テーマとして選んだもの。海ブドウは豊富な食物繊維とミネラルを含む上、透き通ったブドウの房のような姿が美しいと好評だ。プチプチとした独特の食感がウニやイクラにも似ているとされ、「植物のキャビア」とも呼ばれている。
海ブドウは沖縄、フィリピンや澎湖島にも生息しており、澎湖島ではわさびじょうゆやマヨネーズを付けて食される。1キロ2千元(約7千円)と高価で取引されている。
【中国時報】海ブドウの養殖に成功 澎湖科技大が大量生産
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琉球新報社
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