沖縄セルラー電話(那覇市、北川洋社長)は25日、2013年4~9月期連結決算を発表した。スマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)の販売や固定通信回線の契約が好調に推移し、売上高に当たる営業収益は前年同期比6・0%増の267億4千万円、経常利益は6・6%増の51億200万円となった。
純利益は45・5%増の32億900万円。前期は設備撤去に伴う特別損失の計上があった。営業費用は7月に開所した新社屋への移転費用などで6・0%増の216億7800万円だった。
携帯電話やスマホなど端末の純増数は59・6%増の1万3400台で、総契約数は6・1%増の59万900台となった。
通信事業収入は割引サービスによる音声通話収入の減少などで減少傾向にあったが、データ通信収入や契約数などが伸長し、増加に転じた。高速大容量インターネットサービス「auひかりちゅら」も純増数が24・3%増の8100回線と好調に推移した。