公庫、海外展開へ融資 みたのクリエイトに


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 沖縄振興開発金融公庫(譜久山當則理事長)は30日までに、「目利きの銀次」など居酒屋を展開するみたのクリエイト(中城村、田野治樹社長)がタイに直営店を初出店する設備資金として、海外展開資金4800万円を融資した。

同社はタイで3年以内にさらに直営2店の開店を目指す。将来構想として食材やノウハウを提供するフランチャイズ(FC)店をタイに30店、香港・上海に40店開店する計画。
 沖縄公庫は6月から、新たな沖縄振興計画に合わせて、県内企業の海外展開支援や駐留軍用地跡地の再開発の支援を強化するため組織を再編、今回の融資は再編後初めて。
 タイの首都バンコクの店舗は11月2日開店。工事の遅れから当初の開店予定からずれ込んだ。店内は160席で、沖縄からの6人を含む従業員は40人。
 食材は、那覇空港の全日本空輸(ANA)の国際貨物ハブも活用して搬出する。
 FC店は香港の初店舗が11月12日にグランドオープン、タイは12月26日にオープンする。
 みたのクリエイトは2007年設立。「目利きの銀次」や「生け簀(す)の銀次」など県内に13店舗の居酒屋を展開する。従業員350人で、13年8月期の年商は約11億円。14年6月には屋外で飲むスカイバーなど新事業展開も計画している。
 沖縄公庫の海外展開資金は、今回を含め3件に計1億8千万円の融資実績がある。沖縄公庫の担当者は「続く企業が出てくることに期待している」と述べた。