プロバスケットボールbjリーグの琉球ゴールデンキングスは5日、スクーティー・ランダルが岩手に移籍し、昨季は横浜でプレーしたドゥレイロン・バーンズと契約の基本合意をしたと発表した。
ランダルは今季からキングスに加入して1試合平均16・3得点と活躍、リバウンドでも力を発揮した。バーンズは高い得点力とアシスト力を兼ね備え、横浜の昨季リーグ優勝に貢献。リーグのベスト5にも選ばれた。今季は秋田への移籍が決まっていたが、眼球周辺のけがのため入団には至らなかった。
キングスはランダルの移籍について「プレーオフ(PO)で勝ち上がるため貪欲にチーム力を高めなければいけないと痛感した。よりベターな選択肢を模索するべきと判断し、心情的にシビアな判断となった」とコメントした。
バーンズについては「万全の状態ではないが、POを見据えて獲得する価値のある逸材と判断した」としている。
ランダルは早ければ9日から岩手のメンバーとしてプレーする。バーンズは16日に行われる島根とのホーム戦出場を目指して調整を続けている。