県産シャツ開発 肌触り、耐久性追求


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ジュネが開発販売するパイカジブランドのドレスシャツ

 衣類品製造販売のジュネ(豊見城市、吉田康秀社長)は、国内大手縫製業リオ・ビアンコ(福島県)の高度な技術を活用した「パイカジ」ブランドのドレスシャツを開発した。

 リオ・ビアンコ沖縄工場で製造した県産シャツで、耐久性や肌触りなど利用者目線に立ち、襟や袖口、脇部分について技法と着心地にこだわっている。
 開発されたドレスシャツの技術面の特徴は、襟や袖口の接着技法「フラシ芯」と脇部分の縫い方の技法「巻き伏せ本縫い」。いずれもリオ・ビアンコが持つ技術で、耐久性はもとより見た目や着用時のフィット感が優れているという。
 ネクタイなしでも着こなせるものなど男性用の3種類で、それぞれ3色そろえた。税込み7770円。
 5日からデパートリウボウで先行販売している。
 7日、琉球新報社を訪れたジュネ営業企画部の平安座圭太氏と岡本さやか氏は「素材感と技術力が優れた県産の質の高いドレスシャツが出来上がった。ビジネスシーンの新しいシャツとして活用してほしい」とアピールした。