経常収益 計1.6%増 県内3行中間決算


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県内3行の2013年9月中間連結決算(クリックで拡大)

 沖縄銀行と琉球銀行が8日、2013年9月中間連結決算を発表し、沖縄海邦銀行を合わせて県内地銀3行の決算が出そろった。3行全体では、売上高にあたる経常収益が前年同期比1・6%増の511億円で、経常利益が2・1%減の95億円、中間純利益は3・8%増の54億円となった。

 住宅ローンを中心に貸出金が増加し3行とも増収となったが、沖縄海邦銀行は不良債権の売却で貸倒引当金の戻し入れ益が発生して増益。沖縄銀行は与信費用の増が影響して減益。琉球銀行は単体では増益だったが、黒字となった子会社の配当があり連結では減益となった。
 不良債権残高の3行合計は、13年3月比で1・9%減の623億円。不良債権比率は0・04ポイント改善し2・17%となった。
 銀行の規模を示す総資産は3行全体で4兆5537億円。総融資量は2兆7765億円となった。