【石垣】県立八重山商工高校商業科の生徒による仮想企業「美(ちゅ)ら島商娘(しましょうこ)」と市内の若手経営者集団「石垣島特産品拡(ひろ)め隊」が、石垣島の特産品をふんだんに使った「もろみ豚の八重山カレーつけそば」を共同開発した。
15~17日に開催される離島フェア2013離島食堂ブースで販売する。1食700円で限定500食。
石垣島のブランド豚「もろみ豚」でだしを取り、島産パイナップルを入れた甘みのある濃厚なカレースープに仕上げた。麺は八重山そばを使用。ピパーチ(島こしょう)やコーレーグス(島トウガラシ)で辛みを調整して食べる。
美ら島商娘は「石垣島が○(まーる・石垣島の言葉で「とても」の意味)たくさん」をコンセプトに商品を企画した。10月ごろから試作を重ね、「みんなが好きで今までにないもの」の観点からカレーつけそばにたどり着いた。拡め隊のメンバーが原価計算などで助言し、商品を磨いた。
美ら島商娘部長の大城玲奈さん(3年)と販売部長の佐渡山愛さん(同)は「八重山そばを食べたことがある人もない人もおいしく食べられると思う」と話した。