トップラガーが来た 豊田織機シャトルズ、読谷で初キャンプ


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豊田自動織機シャトルズの選手から指導を受ける生徒たち=4日、読谷村陸上競技場

 【読谷】日本ラグビーの最高峰・ジャパンラグビートップリーグの豊田自動織機シャトルズが4~8日、読谷村で秋季キャンプを行った。ラグビートップリーグチームの県内キャンプ開催は初めてとあって、村民をはじめ多くのファンが駆け付け、声援を送った。

 初日の4日には、同村陸上競技場で歓迎セレモニーとシャトルズによるラグビークリニックが開かれた。
 石嶺伝実読谷村長は「総力を挙げて熱烈歓迎する。村にはラグビーを歓迎する人間がたくさんいる。大いに期待しているので、頑張ってほしい」とあいさつ。村の特産品を贈呈した。
 ラグビークリニックには県内の3歳から高校生まで約120人が参加し、ボールに親しむためのゲーム形式の練習から本格的な技術指導まで、年齢に合わせたグループに分かれてプロ選手の直接指導を受けた。名護商工高2年の湧川幹人君は「プロのラグビー選手を間近に見ることで刺激を受けた。普段とは違う練習内容で、とても勉強になった」と話した。
 田村誠監督は「この合宿でリーグ後半戦に一つでも多くの勝利を重ねて、シーズン最後には読谷村に良い報告ができるように頑張りたい」と意気込んだ。