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【北部】「海の上を走る道」として、観光庁ランナーズインフォメーション研究所の県内初認定を受けた今帰仁村の古宇利島と古宇利大橋のコースの認定プレートの設置式が12日、同島で行われた。
設置を記念し同研究所長でシドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんと地元小学生らが古宇利大橋を試走した。高橋さんは「海がすごくきれいだった。たくさんの人に見てほしい」と感激した様子で語った。
同事業は「走って気持ちがいい」「そこにしかない」などを選考基準に、国内のウオーキング、ランニング、サイクリングの「道」を新たな観光資源として創出する観光庁の取り組み。
古宇利島のコースはことし2月、「古宇利島プレミアEKIDEN」に合わせて認定された。古宇利島を一周、古宇利大橋を渡って折り返す約11キロの道のり。幻想的な夕日が差し込む“マジックアワー”に走るのがお薦めだという。
高橋さんは「海の上を走っているような場所で、目だけでなく、風を受けて全身で楽しめる。日本国内、海外からも走りに来てほしい」と呼び掛けた。一緒に走った今帰仁村立天底小5年の當山魁人君(11)は「高橋さんは走りも軽くてフォームもきれいだった。一緒に走れてうれしかった」と笑顔で語った。