マリオットも虚偽 メニュー表示


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 オキナワマリオットリゾート&スパ(名護市)の食事メニューで、表示と異なった食材を使用していたことが13日までに分かった。

「島野菜」「島豚」と表示しながら一部で県外の食材を使用したり、バナメイエビを「芝海老」と表示したりしていた。阪急阪神ホテルズに端を発した虚偽表示問題を受け、内部調査を実施した結果、判明した。
 マリオットによると、対象は焼き肉、中華料理、ビュッフェの3店舗。時期はそれぞれ異なるが、2006年4月から虚偽表示していたという。
 発覚を受けマリオットでは、10月24日付でメニュー表を差し替え、調査終了後の今月8日付でホームページに公表した。実際に提供された数は不明だが、利用客には食事券を提供することにしている。
 マリオットは「意図的ではないが結果的には誤った表記をしてしまい、お客さまや関係する皆さまに大変申し訳ない」と陳謝した。