県文化観光スポーツ部が15日発表した10月の入域観光客数は、前年同月比4・5%増の54万3千人となり、13カ月連続で前年を上回った。
内訳は海外客が83・5%増の5万7800人。4~10月までの累計で41万6400人となり、2012年度の年間実績(38万2500人)を超えた。一方、台風による欠航で国内客は0・6%減の48万5200人となり、13カ月ぶりに前年割れとなった。
国内客の内訳は東京方面が2・6%減の25万2400人、関西方面が8・3%増の9万人、福岡方面が1・7%減の5万7100人、名古屋方面が5・1%減の3万6900人。
海外客の内訳は、台湾が62・0%増の2万5600人、香港が2倍の7400人、韓国も2倍の4900人、中国本土が75・9%増の3300人だった。
同部は「中国の空路客は尖閣問題前の水準近くに回復している」と分析した。