大型ＭＩＣＥ施設、与那原・西原が誘致大会開催

　【与那原・西原】大型ＭＩＣＥ（会議やイベント旅行、会社の報奨旅行）施設のマリンタウン地区への誘致を求める住民大会（主催・与那原町、西原町）が１７日、与那原町の西原与那原マリンパーク南駐車場で開かれた。

与那原、西原の両町民を中心に２千人（主催者発表）が集まり、誘致の成功へ向けて結束を固めた。
　与那原町、西原町は県が新たに計画している大型ＭＩＣＥ施設について、両町にまたがるマリンタウン地区への誘致を求めている。大会では両町長や県議、両町の議会議長、商工会長らが登壇。同地区の優位性として、空港から２０分圏内にあることや、沖縄本島東海岸地域の活性化の核となることなどを訴えた。
　古堅國雄与那原町長は「大型ＭＩＣＥ施設は沖縄の発展の起爆剤となり、誘致による経済効果は非常に大きい。成功に向け、力を合わせていこう」と呼び掛けた。上間明西原町長は「東海岸地域の発展と中南部活性化の拠点としての波及効果は計り知れず、千載一遇のビッグチャンスだ」と強調した。
　大会の最後には与那原町商工会の新垣信人青年部長が「大型ＭＩＣＥ施設を誘致し、波及効果を原動力とした東海岸地域の一体的な開発、活性化を図る」とする誘致宣言を読み上げた。