超小型衛星、宇宙空間に放出 若田さん「きぼう」から


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 国際宇宙ステーションに長期滞在している若田光一さん(50)が19日夜、東大やベトナムなどが共同開発した超小型衛星を日本実験棟きぼうから宇宙空間に放出した。
 ピコドラゴンと名付けられた衛星は地球の撮影が主目的で一辺10センチの立方体。重さは1キロ。エアロックから外に出し、ロボットアームで所定の場所に移動させ、バネの力で放出した。
 衛星は、無人補給機こうのとりでステーションに運ばれた。ステーションからの放出は打ち上げや分離時の衝撃が小さく、衛星が製造しやすくなると期待されている。
(共同通信)