長寿、軽妙に語る 「ミスきたなかぐすく」ゆんたくカフェ


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健康の秘訣などについて語るミス北中城の(右から)スタンバーグツルさん、比嘉ハツさん、比嘉英子さん=15日、北中城村安谷屋の「グクルの森」

 【北中城】北中城村の健康長寿をPRする「ミス(美寿)きたなかぐすく」とゆんたくを楽しむ「美寿きたなかぐすくとゆくるカフェ」が15日、村安谷屋の「グクルの森」であった。

4代目の「ミスきたなかぐすく」に選出されたスタンバーグツルさん(95)、比嘉ハツさん(95)、比嘉英子さん(82)の3人が健康の秘訣(ひけつ)などを語った。
 ツルさんは「一番の健康は『歩け歩け』。車ばかり乗っていると足の運動にならない」とアドバイス。「睡眠は6時間がいい。何でも食べることも大切。病気もないし、病院にも行っていないよ」と話した。
 ハツさんは毎朝5時に起床し、今も午前中は畑に行き午後はゲートボールを楽しんでいるという。「自分の健康は自分で管理しないとね」と強調した。英子さんは定年後も70歳まで働いたことやウオーキングや水墨画といった日頃取り組んでいる活動を紹介した。
 3人の軽妙な語り口に参加者から何度も笑いが湧き起こった。
 「グクルの森」では、今後も毎月第3金曜日に「美寿きたなかぐすくとゆくるカフェ」を開く。問い合わせは(電話)098(935)4850。