1万点、展示販売 壺屋陶器まつり始まる


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陶工たちの力作1万点以上を展示即売している第34回壺屋陶器まつり=21日、那覇市立壺屋小学校

 第34回壺屋陶器まつり(同実行委員会、壺屋陶器事業協同組合主催)が21日、那覇市の壺屋小学校グラウンドを会場に始まった。24日まで。

会場では20の窯元から1万点以上の作品が展示即売され、訪れた人たちは店を回りながらお気に入りの品を探していた。
 唐草模様の鉢を購入した那覇市の安藤雅美さん=販売員=は「色と形が珍しく、洗いやすそうで気に入った。陶器まつりは安くていい物がいっぺんに見られて楽しい」と笑顔で語った。
 壺屋小ではキャリア教育として1年間かけ、陶工から焼き物について教わって作品を作った。23日には会場で売り子体験、販売もする。下地京子校長は「他の学校ではできない取り組み」と目を細めた。
 23日午後3時からは名工の作品が安価で買えるチャンスのオークション、24日午前11時からは陶工たちがリレー形式で技を競う「カーミスーブ」がある。