「蓄光石」幻想的に 南城市ハーブフェスティバル


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蓄光石を加工してできた勾玉(まがたま)を使ったペンダント(右)と勾玉を琉球ガラスの容器に入れた置物(奥)=19日、南城市のおきなわワールド

 【南城】22日から南城市で開催される第1回南城市ハーブフェスティバル(主催・同実行委員会、共催・同市、琉球新報社)の主会場の一つ、知念岬公園では照明に太陽光発電や光を吸収して発光する「蓄光石」を利用して幻想的な雰囲気となる予定だ。

蓄光石を手掛けるコドモエナジー(大阪府)とおきなわワールドが共同開発し、このほど新たな特産品の試作品が完成した。
 完成したのは蓄光石を加工して勾玉(まがたま)にしたもの。約3センチの勾玉にひもを通し、ペンダントにしたものと、約1・5センチの勾玉を琉球ガラスの容器に入れた置物の二つが完成した。
 おきなわワールドの琉球ガラス王国工房が加工して完成させた。完成品はハーブフェスティバルで古謝景春市長など関係者に贈呈される予定。同工房の上地広明工場長は「何とか開催前に完成した。南城市に協力したいと思い、開発に至った。今回は試作品だが、今後は商品化も検討していきたい」と意気込んだ。