大和ハウス工業、オリックス不動産、大京の3社は22日、那覇市おもろまちで建設中の県内最高層マンション「リュークスタワー」西棟の完成記念式典を開いた。337戸全てを完売し入居は12月から始まる。東棟は2015年6月完成、同年9月入居開始を予定している。
東西2棟は、いずれも30階建てで高さ104・3メートル、総戸数は計676戸(共用住宅含む)。高さ、世帯数ともに県内最大規模となる。
間取りは1~3LDKで、価格帯は2千万円台からで、最高価格は1億3千万円。地下には防災倉庫を設置し緊急時の自家発電機などを整備した。棟内にはジムなどもある。担当者によると、購入者は6割が県内で残りが県外。投資目的の購入もあるという。
大和ハウスの高井基次上席執行役員は3社を代表し「この物件は最終的に約千人以上が入居する予定だ。このおもろまち周辺が沖縄の人気スポットとなって沖縄経済の活性化の一躍を担うと願っている」とあいさつした。