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【東京】巨人は23日、東京ドームで育成選手を含む新人8選手の入団発表を行い、ファン感謝デーに集まった約4万人のファンにお披露目した。
背番号「92」の真新しいユニホームに身を包み、少し緊張した面持ちで原辰徳監督が待つ、マウンド近くに設けられた舞台に登場したドラフト5位の平良拳太郎投手(北山高)。父親の久さん(47)、母親の八重子さん(47)ら沖縄から駆け付けた家族が見守る中、「チームに貢献できるように頑張ります。よろしくお願いします」と元気よくあいさつ。ファンから盛大な拍手を送られた。
原監督がファンに「再び日本一を目指して新しいチームをつくっていく。これらの新人選手は、ファンを喜ばせ大きな声援を送られる選手になると思うので、声援をお願いします」と話した。巨人の新人選手は、来年1月の合同自主トレに参加し、2月のキャンプに備える。
入団発表後、平良は本紙の取材に「1、2年で体をつくり、3年後には1軍で活躍している選手になりたい」と目標を掲げた。さらに「高校が無名であっても頑張れば、見ててくれる人がいる。田舎にいても、プロ野球選手になれることを知ってほしい」と、県内の野球少年らにメッセージを送った。