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重量挙げの第50回全日本社会人選手権大会第1日は23日、長崎県立諫早農業高校で行い、69キロ級で上地克彦(豊見城高-日大-自衛隊体育学校)がトータル279キロ(スナッチ124キロ、ジャーク155キロ)で優勝した。
◆肩負傷も結果出す
69キロ級を制した上地克彦は左肩をけが、万全でない中での出場だった。団体の成績も懸かっているだけに「記録を狙うのではなく、チームのために優勝することだけを考えた」と振り返った。
数年前から痛めている肩だが、6月の全日本選手権の後に痛みが再発。10月の東京国体、今回と痛みをこらえての出場だった。スナッチで3本とも成功させてトップに立ち、ジャークは2位の選手が勝負をかけてこないのを確認すると、3本目は棄権した。
結果を残し「最低限の仕事はできた」と胸をなで下ろした上地。「次は、ゆっくり肩を治して出たい」と話した。