ハワイの高校生3人、久米島で交流 学校生活など体験


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平良朝幸町長(写真右端)を訪問した交流生のシャイリー・ナカモトさん(左から3人目)、スター・チネンさん(同4人目)、オリビア・マイグレットさん(同5人目)=13日、久米島町役場仲里庁舎

 【久米島】米国ハワイ州ハワイ郡コナ地区にあるコナワエナ高校(SUZUKI SHAWN校長)のスター・チネンさん、シャイリー・ナカモトさん、オリビア・マイグレットさん、コナ沖縄県人会のシェリル・クラシゲ、ネイサン・クラシゲさん夫妻の5人が9日から14日まで、久米島町を訪れた。

 久米島町が姉妹都市提携をしている久米島高校(半嶺通男校長)との交流事業の一環。9日には町主催の歓迎会が行われたほか、11日から14日までは久米島高校での学校生活体験や、コナ地区でも計画されている海洋温度差発電実証施設の研修などを通して交流を深めた。
 帰国直前の13日に久米島町役場仲里庁舎に平良朝幸町長を訪ね、久米島交流の思い出や将来の夢などを語った。曽祖父が沖縄出身のスターさんは「初めての沖縄で記憶に残る交流ができた。将来はナースになりたい」、シャイリーさんは「久米島でのおもてなしがとてもうれしかった」、オリビアさんは「食事がとてもおいしかったことや高校での交流が思い出」とそれぞれ充実した面持ちで話した。今年8月にハワイ郡を訪問し、コナワエナ高校との交流事業に参加した保久村南海さん、新垣佳菜江さん、吉田怜愛さんがホストファミリーとして受け入れた。(中島徹也通信員)