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【南城】25日午前6時ごろ、南城市玉城から知念にかけて突風が吹き、ビニールハウスのビニールが剥がれたり骨組みが折れたりしたほか、船浮場の漁船が横転する被害が起きた。けが人はいない。
沖縄気象台は、竜巻が起きた可能性があるとして調べている。
被害に遭ったビニールハウス所有者の前城ミエさん(77)=同市知念=は「ようやく芽を出したサヤインゲンが駄目になってしまった」と肩を落とした。
沖縄気象台は25日、職員5人を現地へ派遣し、地元住民から被害状況の聞き取りをした。詳しい目撃情報がなかったことなどから竜巻とすぐには断定できないという。
気象庁は25日、全国的に沿岸部を中心に非常に強い風が吹き、海上は大しけになる所もあるとして、暴風や高波への警戒を呼び掛けていた。
沖縄気象台は、26日は一転して高気圧に覆われ晴れると予想している。