ご当地ニュースで交流 中原小が熊本、奈良とテレビ会議


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テレビ会議システムを使って、各地の記事に対する感想や質問を紹介し合う児童ら=26日、うるま市立中原小学校

 11月のNIE月間に合わせて、沖縄、熊本、奈良3県の3校が新聞から選んだ「ご当地ハッピーニュース」を紹介し合う遠隔地交流活動が26日、各校で行われた。テレビ会議システムで3校をつなぎ、地域の特色あふれた記事について質問し合ったり、感想を紹介したりして楽しんだ。

 日本新聞協会NIE実践校のうるま市立中原小6年生39人が参加した。県立総合教育センターの甲斐崇研究主事(NIEアドバイザー)がコーディネートし、熊本市立桜木東小の児童、奈良女子大付属中等教育学校の高校生と画面を通し、記事についての感想を伝え合った。
 奈良のシカの餌の記事や「くまモン」と高崎山のサルの「対面」を伝える記事に対し、「奈良の街中ではシカを見られるの?」「くまモンに会ったことはあるか」などの質問が出た。中原小はウチナーグチのクイズを盛り込んだ「がじゅまるファミリー」の4こま漫画や伊江島の特製リキュールの話題などを伝えた。
 石川太陽君(12)は「沖縄と違うニュースがあって面白い」と話し、金ヶ江紬(つむぎ)さん(12)は「記事に対する感想がいろいろあって楽しかった」と語った。