県勢3選手V 重量挙げ大学対抗


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 重量挙げの第59回全日本大学対抗選手権大会(1部)・第14回全日本大学対抗女子選手権が1日、埼玉県のさいたま市記念総合体育館で行われ、男子105キロ超級の玉城安剛(小禄高―法大)がトータル349キロ(スナッチ156キロ、ジャーク193キロ)で優勝した。

女子では75キロ級の神谷歩(豊見城高―金沢学院大)が204キロ(93キロ、111キロ)、75キロ超級の金城絵里香(豊見城高―平成国際大)が219キロ(96キロ、123キロ)で頂点に立った。

 【男子】
▽94キロ級 (9)仲里優人(平成国際大)トータル271キロ(スナッチ120キロ、ジャーク151キロ)
▽105キロ級 (6)豊里昇太(平成国際大)295(131、164)
▽105キロ超級 (1)玉城安剛(法政大)349(156、193)

 【女子】
▽75キロ級 (1)神谷歩(金沢学院大)204(93、111)
▽75キロ超級 (1)金城絵里香(平成国際大)219(96、123)

◆沖縄から世界目指す
 玉城安剛(法大)の話 去年の大会でも優勝して、もう一度チャンピオンになるために1年間やってきた。これが大学で最後の大会なので、優勝して今までお世話になった人に成長した姿を見せたかった。これからも競技を続けて、「沖縄から世界へ」を目標に頑張りたい。

◆チームV貢献に喜び
 神谷歩(金沢学院大)の話 調子が上がらずに個人として記録は出せなかった。それでもチームの優勝に貢献できたので喜びが大きい。これが大学では最後の大会なので、今まで応援してくれた人に感謝の言葉を伝えたい。社会人ではどんな試合でも勝てるように精神面を鍛えたい。

◆今後は大学記録が目標
 金城絵里香(平成国際大)の話 昨年の同じ大会でけがをしたので1年ぶりの試合だった。緊張もあったけど、周りのみんなが声を掛けてくれたので安心して試技に臨めた。今後は大学記録を目指してフォームを整えることが目標だ。そのために、けがをしっかりと治したい。

玉城 安剛
神谷 歩
金城 絵里香