オードリーの半生をたどる　４００人が演奏堪能

　女優オードリー・ヘップバーンの半生を、バイオリン奏者の吉田恭子さんらの演奏と映像上映、朗読でたどる公演「オードリー・ヘップバーンの思い出」（琉球新報社主催）が２日、那覇市のＡＮＡクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで開かれた。約４００人の来場者はオードリー主演映画の音楽やクラシックの名曲を楽しんだ。

　演奏は吉田さんとピアノ奏者の白石光隆さん、朗読はアナウンサーの中井美穂さんが務めた。大型スクリーンにオードリーの家族写真などを上映し、映画「マイ・フェア・レディー」の曲「君住む街で」などを演奏。
　後半は吉田さんと白石さんがクラシックの名曲を奏で、拍手に包まれた。
　吉田さんはオードリーが慈善活動に尽力したことなどを紹介。「小学生のころ『ローマの休日』の最後の場面が好きで（鼻の高い）オードリーになりたくて洗濯ばさみで鼻を挟んでいた」と思い入れを語った。