あまSUN 出荷始まる うるまで収穫祭


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【うるま】中部地区晩生柑橘(かんきつ)産地育成協議会とJAおきなわは4日、うるま市石川の農園で県産ミカン「あまSUN」の収穫祭を開いた。「あまSUN」の品種は「天草」。果汁が多く甘さが特徴で、玉そろいも良く、12月中の期間限定で出荷されるため、主に年末年始の贈答用として販売される。

5日から県内全域の量販店やファーマーズの店頭に並ぶ。
 あまSUNは過去2年、台風の影響を受け、生産量が低下した。今年は果実の肥大期に少雨傾向だったため、やや小玉だが生産量は回復した。あまSUN拠点産地・うるま市の島袋俊夫市長や農園主の山城正吉さんらが「はさみ入れ」で、木から果実を収穫し、出荷を祝った。