「尖閣」後、初の中国観光船 1年5カ月ぶり


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チャータークルーズ船「コスタ・アトランティカ」で来県した中国人観光客ら=5日、那覇市若狭バース

 中国人観光客向けのチャータークルーズ船「コスタ・アトランティカ」(約8万5千トン)が5日、那覇港若狭バースに寄港し、2389人が来県した。

 尖閣諸島をめぐる問題発生後、沖縄へ寄港する中国人観光客向けチャータークルーズは中止となっており、今回が1年5カ月ぶりの寄港となる。
 同船はイタリア船籍でコスタクルーズ社が所有する。
 友人と4人で来県した浙江省在住の女性(43)は「沖縄はアジアのハワイと聞いており、初めてクルーズで来た。空気がとてもいい。万座毛などを観光する予定」と笑顔を見せた。
英文へ→Chinese cruise ship visits Okinawa for the first time since Senkaku Islands dispute