ウィンドウズ・ビスタ発売からわずか1カ月足らずだが、台湾の市場にはすでに同ソフトの不正改造版や海賊版が大量に出回っている。海賊版はすでに“第4版”の段階。ネット業者は、不正なソフトにはウイルスが仕込まれている可能性が高いと警告を発している。
このウイルスは「トロイの木馬」と称され、インストールされたパソコン内部に入り込み、ファイルをロックして見られなくするもの。“発病”すると海賊版の製作者から連絡があり、ロック解除のための“手数料”を請求される詐欺事件も発生している。
昨年11月に同ソフトのベータ版が出て以来、不正に改造したソフトが多数市場に出回るようになり、今年1月の正規の発売以降、状況はさらにエスカレートしている。不正改造ソフトや海賊版は通常「無料ソフト」と称して出回っており、関係者は注意を呼び掛けている。
【中国時報】海賊版が大量出回る ウィンドウズ・ビスタ
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琉球新報社
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