宮古産牛売上高、初の30億超 品質向上で高値傾向 


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 【宮古島】宮古地区(宮古島市、多良間村)の家畜市場で今年1年間に取引された牛の売上高が30億7571万7750円となり、同地区で過去最高を記録した。

同地区で30億円を超えるのは初めて。JA関係者は取引の中心となる子牛の高値傾向が続いていることに加え「関係機関と生産農家が一体となり、品質向上に取り組んだ成果だ」と喜んだ。
 宮古地区で今年最後のセリ(12月期)が8日、宮古島市上野の宮古家畜市場で行われた。子牛の平均価格は50万4786円だった。過去最高だった11月の51万35円を下回ったものの、50万円の大台を維持した。
 売上高の内訳は、宮古家畜市場が約25億円、多良間家畜市場が約5億円だった。