260年の歴史を持つ台北市の道教廟・保安宮で今年の国の運勢「国運」を占う儀式が行われ、ごく普通の運勢である「中平籤」が引き当てられた。同宮の担当者によると、旧暦の3月以降には上昇の機運もあるとしている。
この儀式は毎年旧暦の大みそかの深夜子(ね)の刻(零時前後)に行われるもので、国の全体運である「国運」、商業、農業牧畜業、漁業のそれぞれについてみくじを引くもの。
「国運」のみくじには、いのしし年とへび年生まれの人には凶年となるので気を付けるようにとも書かれていた。
商業のみくじには「今年の景気は中だるみ」、農業牧畜業のみくじは「流れに逆らわず、しかも流れに流されず」とあり、漁業に関しては「今は厳冬なので、春以降を待つべし」と出た。昨年の同宮の「国運」を占うみくじは、大吉が出ていた。
【中国時報】今年の国運普通の運勢 保安宮のみくじ
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琉球新報社
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