【中国時報】4月から「小三通」開始 澎湖島でも観光客受け入れ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 台湾の大陸委員会(省庁クラス)の劉徳勲副委員長は16日、4月の澎湖島の中国との条件付直航、いわゆる「小三通」に向け、作業を進めていることを明らかにした。関連する法の修正案は完成しており、旧正月明け、閣議にかけられることになっている。
 政府は同島に対し、すでに「小三通」の対象となっている金門島と馬祖島の方式に倣い、1日につき680人以内の大陸からの観光客の受け入れを認める方針。金門、馬祖同様、同島から台湾の他の地域への移動は認めない。
 劉副委員長は、同島への規制緩和以外にも、これまで「小三通」の利用が認められていなかった福建以外の地域に居住する台湾の退役軍人も、「小三通」が利用できるよう適用範囲を拡大していく方針であることも明らかにしている。