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東京五輪でのメダル獲得や、世界王者の輩出を目指す県内のボクシング関係者らが9日、県庁を訪れ、競技力向上のための環境整備および施設整備を求める要請書を提出した。
要請書を出した沖縄ボクシング振興会は、この日発足したばかり。中真茂理事長(沖縄ワールドリングジム会長)らを筆頭に、プロとアマチュアの両団体が一体となってボクシングのさらなる発展を目指す。
中真理事長は「プロとアマチュアの両団体が垣根を越えて競技力の向上を目指す。試合はもちろん、練習もできる施設などの設備環境が整えば、東京五輪で金メダルも夢ではない」と話した。
同席した県アマチュア連盟の川上栄秀理事長は「県からは具志堅用高氏など世界王者を8人出し、アマチュアも国体やインターハイで優勝するなど実績を残している。現在の県ボクシング会館は老朽化も進み、観客席はもとより試合用のリングもない。将来有望な選手を育成するためにも、建て替えや機能の充実は必須だ」と語った。