蘇氏が新処長就任 台北駐日経済文化那覇分処


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蘇啓誠氏

 台北駐日経済文化代表処那覇分処の蘇啓誠処長は10日、就任あいさつで琉球新報社を訪れた。2日付で着任した。2006年から約1年半、那覇分処の領事部長を務めた経験があり、沖縄勤務は2度目。前任は台湾の亜東関係協会副秘書兼東アジア太平洋司副司長だった。

 蘇氏は「今年は台湾からの入域観光客数が既に20万人を突破した。06年より台湾と沖縄の人的往来がさらに活発となった。那覇―台湾線も当時の1路線から4路線へ増加した」と強調した。
 今後の抱負について「県の教育委員会と相談し、修学旅行の双方向の交流を促進したい。県費留学生の台湾人枠も復活させたい」と話した。