海のポスト設置 浅瀬と海底に、21日投函式


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和歌山県すさみ町の海底ポスト

 NAHAえんがん共同企業体(山川義昭代表)は10日、那覇市の波の上うみそら公園内に海のポスト(海底・海中ポスト)を設置すると発表した。場所は公園のダイビング・シュノーケリング専用ビーチ内で、水深7メートルの海底ポスト1台と、体が海に漬かる程度の浅瀬に海中ポスト1台の計2台を設置する。

新たな観光誘客ポイントとして期待されている。ポストは現在製作中で、21日にお披露目の投函(とうかん)式を行う。
 同企業体によると、海底ポストの設置は和歌山県すさみ町、静岡県伊豆市に次いで全国で3例目。
 私的設置ポストのため専用の耐水紙はがきを用い、通常のはがきは投函できない。はがきは特定非営利活動法人美ら海振興会が毎日午後3時に回収し、記念スタンプを押印する。専用はがきセットは500円(環境協力金)で、はがき2枚、切手1枚、記念台紙を予定。
 海底ポストは通常の赤いポスト。海中ポストはシーサーをポストの上部に設置する。