「塩屋」東京麻布に初路面店 16年までに全国10店


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「塩屋」の第7店舗となる東京の「塩屋麻布十番店」のイメージ図

 塩の専門店「塩屋(まーすやー)」を展開するパラダイスプラン(宮古島市、西里長治社長)は県外展開を拡大させる。21日に東京で2店目となる「塩屋麻布十番店」を開店する。

2014年中には第3、4店舗の出店を東京で予定し、16年までに関東や大阪府などで合わせて10店舗の出店を目指す。海外は既に台湾で1店を展開しており、今後は香港やインドネシアなどへの出店も視野に入れる。
 「塩屋麻布十番店」は12年の東京スカイツリーに次いで2店舗目で、初の路面店舗となる。売り場面積は約66平方メートルで、菓子類や塩など300~350種類の商品を扱う。売上高は年間6、7千万円、来店客数は月平均3~4万人を目標とする。
 西里社長は「麻布十番は飲食店が立ち並ぶ地域で、料理長や料理のプロへ塩を提案し、30~50代までの主婦もターゲットに商品を売り込んでいきたい」と話した。
 「塩屋」は04年に石垣に第1店舗を始め、現在県内4店舗、海外の台湾で1店舗、東京スカイツリーで1店舗、計6店舗がある。本年度の売り上げは過去最高の7億6千万円を目指し、16年まで年間11億5千万円を目標とする。