格安航空会社(LCC)のバニラ航空を含む沖縄関係路線を就航する航空5社は13日、年末年始(20日~来年1月5日)の予約状況を発表した。曜日の並びが良いため、総予約数は前年同期比13・3%増の63万9671人となった。主要路線の那覇-羽田、那覇-伊丹などが前年を上回った。
ピークは本土から沖縄行きの下りが28日~来年1月1日、上りが31日~来年1月5日となっている。
日本航空は9・9%増の14万7619人。那覇-関西を日本トランスオーシャン航空(JTA)に移管したが、羽田と伊丹線が増加し、全体を押し上げた。
全日本空輸は12・9%増の34万3916人。期間中、羽田路線は臨時便4便を運航する予定。
JTAは9・1%増の12万5025人。那覇-宮古で臨時便2便を運航するほか、那覇と宮古、石垣、久米島を結ぶ各便が好調。
琉球エアーコミューターは16・1%増の1万2881人。JTAから石垣-与那国の移管を受けたほか、那覇-与那国など県内路線はほぼ全路線が前年を上回った。
20日に那覇-成田に就航するバニラ航空は1万230人で、予約率は81・2%となった。