米研修終え12人、ビジネス案発表 リュウキュウ・フロッグス


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5カ月間の研修を「大きな刺激になった」と振り返るリュウキュウ・フロッグス5期選抜学生=14日、宜野湾市の沖縄国際大学

 県内の情報技術(IT)系企業などが進めるビジネスリーダー育成事業「リュウキュウ・フロッグス」の第5期選抜学生12人による活動報告会が14日、宜野湾市の沖縄国際大学で開かれた。

学生らは米シリコンバレーでの企業訪問などを含む5カ月間の研修成果を発表。観光、教育、環境、交通など、ITとの連携をテーマに開発したアプリケーションなどを提案した。
 ビジネスマンらを対象にした旅行プランの提案、働く女性の子育て支援、食べ物の廃棄削減に向けた投資事業など、それぞれが開発したサービスを発表。学生らは「スキルアップさせ、市場へ展開させたい」と起業へ強い意欲も示した。
 活動報告のほか、米サンフランシスコのコンサルティング企業のブランドン・ヒル最高経営責任者(CEO)が講演し(1)選択肢がないゼロから、自分にしかできない道を見いだす(2)常に、周りからずるいと思われるほどの優位性を探し活用する-ことがビジネスで重要と紹介した。