比嘉さん、世界2位 ハーモニカ国際大会


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比嘉 祥人さん

 クロマチックハーモニカ奏者の比嘉祥人(さちと)さん(28)=浦添市=が、ドイツで開かれたワールド・ハーモニカ・フェスティバル(クロマチック・クラシック課題曲部門)で2位に入賞した。

4年に1度開かれる同大会はハーモニカの国際コンクールで世界最高峰とされ、比嘉さんは2005年に同部門で2位に入って以来、2度目の入賞。
 大会は10月30日から11月3日に開かれた。課題曲は現代音楽の作曲家が手掛けた難曲で、半年前から練習を積んだ。
 比嘉さんは「審査員から『音色がいい』と評価してもらえたが、コンクール独特の雰囲気の中でイメージ通りに演奏できなかった。今後は他の楽器に取り組む人とも交流し、経験を積みたい」と話した。
 比嘉さんは25日午後7時から那覇市のパレット市民劇場で開かれる琉球フィルハーモニー管弦楽団「イオ」の演奏会にゲスト出演する。問い合わせは同楽団事務局(電話)080(6497)8049。
英文へ→Okinawan player comes second in World Harmonica Festival